それは内宇宙からやってきた。

感謝します。失読な僕に言葉をくれた、あなたに。

両義的な、あまりに両義的な

町は好きだ。
だけど社会は嫌だ。
都市は美しい。
文明の有様はそうとは言えない。
好と嫌、美と醜、生と死
すべてが対極入り乱れているのに、自然を手放した僕らは不自然に片側を忘れた。
僕らは太極の狭間の住人なんだ。
恐れてはいけない。
恐怖を忘れてはいけない。
矛盾している。
そうだ、ぼくは矛盾の住人だ。
矛盾を悔いる必要はなかったのだ。
僕は矛盾していても、生きていられるのだ。