それは内宇宙からやってきた。

感謝します。失読な僕に言葉をくれた、あなたに。

あなたの人生の物語を観た。

彼女は未来を知った。死を知った。
未来に授かる我が子の死を体験した。
死が明白であっても彼女はその子を産んだ。
別れを知っていても、未来を無に返さなかった。
空を見上げる。また日は登る。自然は不変だ。早いか遅いか。人は皆死ぬ。
その子はただ他の人よりも早かった。
短命だから無価値なのか。
100年なんて宇宙の視点からではちっぽけな概念だ。
時間じゃないんだ。その命が与える世界への影響は、素晴らしいものなんだ。少なくとも一人を幸福にし、人類を救った。大小なんてない。時間なんて偽善だ。
全ての命に価値がある。
僕に同じ選択はできるだろうか