■本日の小島秀夫監督Twitter
カズオ・イシグロ「クララとお日さま」読了。AF(人工親友)、少女クララの一人称「わたし」の視点と感受性でのみで、繊細に描かれる。客観表現や説明が全くない為、読者は自力のイマジネーションを使って世界観を咀嚼、映像化する必要がある。「わたしを離さないで」同様。小説としてそこが素晴らしい。 pic.twitter.com/b3QwieFdKi
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2021年3月8日
■紹介してたこと
小説家:カズオ・イシグロ
「クララとお日さま」
「わたしを離さないで」
自分のこと
存在を知ったのはヒデラジの「大人の本棚」か、ジュンク堂の「小島秀夫を創った本フェア」のどちらかだ。
カズオ・イシグロの本は難しい。語り部は感情を書いていて、情報が入ってこない。
久々にSFを読むならカズオ・イシグロが良いなと思う。
物語を読むこと、情報を得ること。これらを”咀嚼”と形容することを小島監督から学んだ。
ありがとう。