それは内宇宙からやってきた。

感謝します。失読な僕に言葉をくれた、あなたに。

読んだの

シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

おいおい。いいじゃないか。

終わらなければ、永遠だろう?

今日は寝過ごす日。すまないと思っている。

いつも通りの業務を終えて帰宅の道中、仕事の電話が心臓を打つ。あれはまさに、雷であった。

仕事の電話ほど暴力的なものはない。
だけどその強制力がぼくを"マトモな人間"へと昇華してくれる。
ぼくは社会性が大いに欠落しているのだから、大人たちの決めた人間らしい生活を取り繕わなくちゃいかんのです。
仕事を終える頃には夜も更けり、実家へ栄養の調達へ行く。そして読みかけの本を実家に忘れ、心が悲鳴をあげる。
だけど大丈夫。体と違って心は騙せるってオタコンや養老孟司が言っていたんだ。
ぼくは、元気だ。


きみも、元気かい?

規則正しいケンコウテキな生活

健康を害しました。身体ではなく、ココロの。
今まで散々不規則で非健康的、非建設的な生活にどっぷり浸かりまくっていたものですから、今更人並みの健全を目指すべきでは無かったのです。何事も無理は禁物だね。

というもの、ここ数ヶ月はとても健康的でした。健康指数なるものがあったら80点は貰えるでしょう。
だからこそ自信を持って言えます。
ぼくには向いていなかったと。
君にぼくがどれだけ健全だったか分かりやすく説明すると、ぼくは読まない本を買わなくなったんだ。
だからかな、ちょっとさびしいね。

君から贈られた本は、ありのままの"ぼく"に還ったら読み終えられる。たぶん。ぜったい。

東北のチベットは相も変わらずどんよりした空が続いているよ。余りにもお天道様がサボり魔だからセロトニンも底が尽きてしまった。
この記事を確認次第、どうか一言、慰めの言葉をおくれ。
それと太陽の不在は遅刻病を誘発するんだ。知ってたかい。ぼくだけじゃないだろう。そうは思わないかね。
どうかぼくを、起こしておくれ。

そうだ。
君が贈ってくれた野火だが、あれはよかった。
よかったけど、ご飯が食べられなくなった。
体力が落ちて、朝が起きられなくなった。どうしてくれるんだい。

さようなら