■気になった小島秀夫Twitter
ミュージシャンのGrimm Grimmさんと。 pic.twitter.com/9sztMryE9u
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2021年3月10日
■紹介していたこと
ミュージシャンのGrimm Grimmさん
アルバム「Ginormous 」
アルバム「Hazy Eyes Maybe」
アルバム「Cliffhanger」
Grimm Grimm - Cliffhanger (Official Video)
■自分のこと
小島秀夫監督はUKロックからGAKUTOまで網羅する音楽大好きな方。
ちょうど「メタルギアソリッド4 ガンズオブザパトリオット」の開発が始まり、「メタルギアソリッド3 サブシスタンス」の発売を控えていた頃に始まった。
小島監督はひとりぼっち用の別荘を持っていた。(今も有るかは、ぼくは知らない)
MGS4の企画を練る為に引きこもっていた頃のひでぶで、小島監督の別荘デスクの写真が掲載されていた。その写真には小さなデスクとMac、壁に額入りで飾られているレコードの数々だった。
「レコードを飾るなんでおやじくさい」と自嘲しながらも音楽に対する想いを語っていた気がする。影響されやすいぼくはすぐさまJoy DivisionやNew OrderをCD屋に買いに走った。
だけどぼくは音楽がそんなに好きじゃないことに気づいた。
正確には、物語を連想できない音楽に興味がないという意味だ。
逆に映画やアニメのサントラには非常に執着がある。
BDの限定付属サントラであれば無条件で買ってしまう程だ。
ぼくが日々聴いている音楽は、今まで咀嚼してきた物語や経験を追憶する為のもの。
物語が追憶できない音楽には、何も感じない。
ぼくがJoy Divisionのアルバムを買ったのは、Joy Divisionを通して小島秀夫監督の物語を感じ取る為だった。
STARSAILORのアルバムを買う為に、歌詞カードを手に入れる為に、CD屋をハシゴして探し回ったのはビッグ・ボスの涙の味を、ツェリノヤルスクのにおいをいつまでも感じていたかったからだ。
だから、小島監督が紹介してきた、物語を伴わない洋楽CDはほとんど追いかけてこなかった。
今こうして、小島監督が紹介した音楽を調べて聴いてみたのは初めての経験かもしれない。やってことがあったとしても自覚的に行動したのは初めてだと思う。
ぼくはまだまだ視野を広くしていきたい。世界を知りたい。
新しい世界への扉が小島監督の紡ぐMEMEであることは、これからも変わらないだろう。
ありがとう。